バム

Iran / Kerman / Bam /
 都市, 世界遺産

バム(بم Bam)はイランの南東部ケルマーン州に位置する人口およそ80,000人の都市。古代の要塞都市アルゲ・バムが北東近郊にある。砂漠のエメラルドと呼ばれることもある。

バムはアルゲ・バムよりも後に構築されたと見られる。1722年にアフガニスタンの軍勢の侵攻で一度、町は放棄される。さらにシーラーズの攻撃を受けて二度目の放棄を余儀なくされた。この時代には兵舎があった。その後、次第に農業や工業の中心となっていき、2003年の地震(後述)までは急成長をしつつあった。特に、ナツメヤシと柑橘系の果実(特にオレンジ)で知られていた。また、アルゲ・バムの観光客は近年益々増加してきており、観光も重要な収入源となっていた。

バム生まれの人物には、元イラン大統領のアリー・アクバル・ハーシェミー・ラフサンジャーニーがいる。彼の影響がバムの急速な発展に役立つことがあった。
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経緯度:   29°5'54"N   58°19'52"E
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