景烈祠（キョンヨルサ） (光州広域市) | 神殿

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景烈祠は高麗末、倭寇の撃退に大きな功績を立てた鄭地(チョン・ジ、1347-1391) 将軍を奉っている祠堂である。顕宗10年(1644)に今の東明洞に景烈祠を立てて奉ったが、1871年3月に大院君の書院毀撤令によって取り壊され、そこに遺墟碑だけが立てられた。今の景烈祠は1981年に復元されたものである。

鄭地将軍は高麗末の武官で、初名は准提、諡号は景列で、羅州で生まれた。恭愍王14年(1365)に司馬試で主席合格し、翌年に文科に合格した後、官職に就いた。恭愍王23年(1374)に 中郎将になって倭寇討伐策及び盗賊策10条を王に上げて、倭寇の討伐に功績を立てた。また、水軍に対する献策を上申して水軍が創設されるなど、水軍の創設にも大きく貢献した。全羅道巡問使、海道都元帥、霊光・全羅・慶尚・江陵道都指揮処置使、門下評理などを担当しながら、倭寇掃討に大きく寄与した。鄭地将軍は李成桂一派が高麗をなくして新しい国を建てようとすると、高麗王室を守ろうとして島流しにされ、後に光州に隠居して45歳の年で世を去った。

景烈祠は最初は鄭地将軍だけを奉っていたが、1719年(肅宗44年)に将軍の9代孫である錦南公鄭忠信を奉り、続いて追加で8賢を奉るようになったと遺墟碑に記録されている。
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経緯度:   35°12'0"N   126°56'51"E
この記事は 18 年前に更新されました