ローマンタン | 都市

Nepal / Kaski / Pokhara /

ローマンタンは、ネパール領内の自治邦である以前のムスタン王国の首都。2008年10月7日からはネパール連邦民主共和国ダウラギリ県ムスタン郡の町。
標高3,760mの城郭都市で、周囲1km、高さ11m~15mの塀で囲まれている。チベット語で、「薬草の豊かな町」という意。人口は876人、住宅数は178(1999年)。
1350年、ムスタン王国の初代国王アメパルによってつられた。チベットの岩塩をインドへ運ぶの「塩の道」の中継地点として栄える。城壁内部は、ゾンと呼ばれ、藩王の王宮のほか、チベット仏教寺院およびゴンパ(僧院)があり宗教的な意味合いもある。さらに城壁を取り囲むようにチベットから難民などの層が住む。ローマンタンを含むアッパームスタンは、ロ王国として2008年まではネパールの高度な自治地域で、国王は普段はカトマンズに住み、祭などの時にローマンタンに来ていた。
1991年秋にアッパームスタンが開放されたが、入域が制限されるほか、外国人が入域するには、ムスタンの文化の保護の為、10日あたり$700をネパール政府に支払わなければならない。
近くの都市:
経緯度:   29°10'58"N   83°57'21"E
  •  102 km
  •  456 km
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この記事は 14 年前に更新されました