島原城 (島原市)

Japan / Nagasaki / Shimabara / 島原市 / 城内一丁目, 1183-1

長崎県島原市城内にあった城である。別名、森岳城、高来城。
有明海に臨み、雲仙岳の麓に位置する。城郭の形式はほぼ長方形の連郭式平城で、高く頑丈な石垣が特徴である。本丸は周りを水堀で囲まれており、二の丸と廊下橋形式の木橋一本で繋がれている。橋を壊せば本丸を独立させることが出来るが、逆に袋の鼠状態になり、しかも廊下橋は、防備上矢玉が当たりにくくなるので、縄張りの欠陥とも言える。同じ事例に、高松城の天守郭(本丸)がある。また、天守は破風を持たない独立式層塔型5重5階(初重の屋根を庇として4重5階とも)で最上階の廻縁高欄を後に戸板で囲ったため「唐造り」のようになっていた。
近くの都市:
経緯度:   32°47'24"N   130°22'0"E
  •  46 km
  •  80 km
  •  100 km
  •  108 km
  •  137 km
  •  216 km
  •  227 km
  •  234 km
  •  394 km
  •  455 km
この記事は 14 年前に更新されました