慶興郡

Korea (North) / Hamgyongbukto / Aoji /
 county (en), 第二級行政区画, (境界線のみ表示)
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慶興郡(けいこうぐんぐん)は朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道に属する郡。中心部・阿吾地(アオジ)周辺には朝鮮半島最大規模の褐炭の炭坑がある
高句麗、渤海国を経て女真族の居住地であり、高麗・朝鮮王朝との間に戦闘が繰り広げられた。

1888年に朝露陸路通商条約が結ばれると、対ロシア貿易の通商地として翌1889年慶興府が開かれ、ロシアの租借地が設けられた。

日本の植民地下にあった1930年代以降、阿吾地炭鉱をはじめとする鉱工業開発が進められた。日本窒素肥料の阿吾地工場がつくられ、人造石油の製造が試みられた。阿吾地には技術者とその家族など日本人居留者も多かった。

北朝鮮統治下でも鉱業・化学工業の拠点となっている。阿吾地炭坑には思想犯の強制収容所があり強制労働がおこなわれているとの説、化学兵器の生産拠点があるとの観測[1]もある。
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経緯度:   42°28'5"N   130°12'39"E
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この記事は 13 年前に更新されました