海美邑城(ヘミウプソン) (瑞山市)

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海美邑城は忠清南道瑞山市海美邑にある城で、大韓民国文化財史跡116号に指定されている。
李氏朝鮮時代に建築された城の中では保存状態がかなり良好な城で、瑞山市では海美邑城を利用した祭りと観光商品を開発し、毎年6月に海美邑城歴史体験祭りを開催している。宗教的には約3千名余りのカトリック信者が処刑されたカトリック殉教の聖地の1つである。

ここは 宣祖12年(1578年) 忠武公李舜臣が兵営の軍官として赴任し10ヶ月間勤めた所でもある。

海美邑城は元々倭寇の出沒に対応するための軍事的目的として建築された。忠清道兵馬節度使がこの城に駐屯したのもそのためだ。世祖代に軍事制度が鎮管体制に改編されながらも、その役割は昔のままで、忠清道地域の主要軍事拠点として役割を果たした。

しかし 孝宗が兵馬節度使を清州に移転した後では、海美邑城は湖西左営として地方行政の中心地的役割をするようになる。海美邑城という名称もこの時に改名されたもので本来は海美内廂城といった。
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経緯度:   36°42'47"N   126°32'56"E
この記事は 16 年前に更新されました